青山・まだらめクリニックの班目健夫先生の治療を受け始めてから今月でちょうど1年になります。今回は治療経過報告として、この一年の治療で上手く行ったこと、失敗したことなどをまとめました。

治療の内容は 基本的に湯たんぽとお灸を使った治療法です。治療法の詳細は以前、記事にしたのでそちらを参照していただければと思います。
私の実践している治療法はこちら>>その1、その2、その3
改善した点
胃の調子が改善
この一年で下痢したのはたったの一回。
また先生に、私の胃の消化能力は自分でも思っていたよりずっと悪いということを指摘され、それから朝食を減らすようにしたところ、以前よりずっと胃の調子が良くなりました。
朝食を抜くとものすごく気分が悪くなるので、どんなに朝遅くても朝食だけは必ず取るようにしていましたが、その朝食の量が多すぎたそうです。
さらに朝食の前に湯たんぽで体を温め、胃の受け入れ体制が整ってから朝食を取るようになってから、腹痛もなくなりました。
朝早く出掛ける必要のある時は、十分に体を温める時間がないので、熱々のコーンスープとパン一切れだけ食べて胃腸に負担を掛けないように心掛けています。これで出先で腹痛・下痢を起こすことがなくなり、かなり楽になりました。
ただ朝食の量を減らしたことで昼間お腹がすくので、 まめに間食するようにしています。 これで体重は維持できています。
風邪をひきにくくなる
以前は年に2、3回、39度を超える高熱を出していたのですが、この一年、37.5度以上の熱を出したことは一度もありません。 熱を出すとそれだけでも疲れるのでこの点は本当にありがたいです。
体の冷えにすぐに気がつくようになる
そのおかげで適切な服装や暖房の使用、布団の厚みなどの調節が上手に出来るようになってきました。
寒気と鼻水が減る
結果的に鼻血も減りました。傷の治りも遅かったので、鼻血かさぶたがなくなる前にまた鼻血が出て、年中出血していましたが、今年は花粉の季節に一回だけで済んでいます。
寝つきの良い日が増える
寝つきの悪さの原因の多くが、体が冷えすぎていたり、逆に熱過ぎるせいではないかと思います。冬は沸かした湯たんぽで体と布団を一気に温めることで、よく眠れるようになりました。(最近では気温が30℃近い日でも布団に体温を奪われている実感があります。)
また夏は足の先に熱が溜まり、その熱が冷めるまで寝つけませんでしたが、湯たんぽで全身(特に下半身)の血行を良くすることで、足先が早く冷めることが分かりました。そのため、今年の夏は比較的寝つきが良かったです。嬉しい。
失敗
体の温め過ぎ
今年の1月に、ぬるめの湯たんぽをお尻に敷いたままレッスン(30分)をしてしまい、その後、3時間位に渡って猛烈な気分の悪さにおそわれました。そののぼせ疲れも少なくても3日は続きました。
布団に湯たんぽを入れっぱなしで寝てしまい、 夜中に大汗をかいた日もありました。朝起きた時は猛烈にだるく、気分が悪かったです。
“お灸あたり”

前回の診察(今年4月)でアドバイスされたお灸の場所は腕の付け根から指にかけて。それから顔周り(こめかみ、エラ、目の上)です。お灸をして一番効くのは目の上、こめかみなのですが、”お灸あたり”もこの2か所が一番酷く、お灸した後にだるくならずに過ごせたことは数えるくらいしかありません(しかもそういう時はあまり気持ち良くないです)。
手の甲はお灸あたりをしてだるくなることがない代わりに、さほど気持ちよくもないですし、体が温まる感覚も弱いです。
なので、今のところ連日のお灸は避け、2、3日に一度の頻度で行っています。だるくなり過ぎるとまずいので、レッスン前日と当日も実施していません。
・100gのモグサはどのくらい使える?
ちなみに使っているモグサはAmazonで買った100g5千円のもの。買う時は高いと思いましたが、治療薬と思えば意外と高い買い物ではないと思います。お灸を1か月弱中止した事もあり、昨年12月に買ったその100gのモグサはまだ残っています。なので、毎日お灸しても半年は使える量かも知れません。
夏の冷え対策
今年の夏も暑かったですね。 私の住むところでも今年は観測史上最高の暑さを記録して、暑さ対策には本当に苦労しました。と同時にエアコンを使わず過ごせる日がなかったので、冷え対策も非常に難しかったです。
エアコン使うと体が非常に冷えるので一日に1回か2回は必ず湯たんぽで体を温めました。そのおかげか今年は熱も出さず、下痢もせず、比較的安定した夏を過ごすことができたように思います。
シャワーをしたり風呂に入ったりすると体温調節機能がおかしくなり、出た後に大汗をかいてしまうのですが、出る直前に冷たい水を全身に5秒くらい浴びると、汗をかくことなく、冷えずにいられます。先生曰く、汗腺を締める効果があるそうです。 これをするようになってから、シャワーや風呂が以前よりかなり楽になりました。
しかし、疲れすぎている時、体温調整機能が弱っている時は水シャワーをしても汗が止まらない事があります。この場合はシャワー前後に湯たんぽで体を温めるのが効果的ですが、それでも汗が止まらず体が冷えてしまったことがありました。
その時は結局、湯たんぽで体を温めた上で氷枕で頭を冷やしてようやく汗が止まりました。
温めるだけではダメ。良い発見でした。
課題
未だにだるさは酷いですし、頭痛も取れません。だるさに関しては1年前より酷いと思える日も多いです。
また脳が疲れてぼーっとする状態も何故か以前より多く、現在受講中のTESOLの勉強が全く進まないのが悩みです。
あと気分の悪い日も多いです。夏の疲れか、単に無理し過ぎているのかは分かりませんが、何とかしたいです。
ただ、寒さ、暑さ、痛みの全ての感覚が以前よりかなり鋭敏になり、体の送ってくる信号を掴みやすくなったのは間違いありません。なので、だるさやその他の症状を以前より自覚できるようになったということなのかもしれません。
個々の症状で改善したものは多いですが、PS値でいうと、治療開始時と同じ6~7。現在も変わりはないです。
まとめ
昨年治療を開始した時、1年後の今ごろは菓子折りをもって斑目先生に完治の報告をしているところを想像していましたが、甘かったですね。
発症から21年、治療開始までの時間も長かったため、これからの道のりも長そうです。改善した症状も多くあり、治療法は間違っていないはずなので、地道に頑張ります。
▼この記事は英語版も書きました
Progress After 1st Year of CFS Treatment